賢いお施主さんになろう 　例題『省エネ編』

　解答は萩森建設、または候補のハウスメーカーや工務店さんまで。 役に立つ答えをゲットしてください。

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建設業者は省エネというと建物性能をめったやたらに上げることにこだわりがちです。

逆に、建物には無頓着で、良い設備をつければ大丈夫、と思っている方もまだまだ少なからずいらっしゃいます。

その両方で、建物の性能をすごく上げているのに、無駄なほど大きな能力のエアコンを導入しているケースもあります。

建物の性能をあとから上げることは容易ではありません。

将来にわたって一定水準以上の高い性能を確保することは大切です。でも、それ以上の経済合理性を欠く（例えば年間1万円の光熱費を下げるために、150万円の投資をするようなケース）場合などは、慎重な判断が必要です。

多くの場合、経済合理性を欠いたとしても、その分快適性は上がりますので、無駄な投資というわけではない場合もあります。しかし、限られた予算の中で割り当てを大きくする価値があるかはケースバイケースです。

こういうお話しというのは、「もっともだけど、抽象的」になってしまいがちです。

より具体的な解答は、このような問いかけをした場合に、その他のあらゆる条件を加味して、各業者から得られるものです。

あなたの価値観に合うかどうかは、その解答に納得できるかどうかということが一つのポイントとなります。

広告文句に踊らされず、自分の問題として省エネ対策を考えるには、業者の考え方を問う試験問題とし、その解答を引き出すことが有用です。

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