和室 再定義


現代の暮らしの中で、伝統的な和室は必ずしも便利なものではない場合があります。

しかし、和室が持つ魅力は、世界中の住空間の中でも指折りです。

その魅力要素を抽出して、現代の暮らしのエッセンスとして取り込み、暮らしをより豊かにすることを試みます。


<現代の暮らしに取り入れるべき和室の魅力>

=香り=

 リビングの隅にある小さな和室コーナー
 家全体のアロマフューザーとして柔らかな香りを湛えます

=肌ざわり=

 桧や杉の床、磨かれた天然の丸太
 木に触れることの効果は経験ずみですか?

=柔と凛=

 ぐだぁ~っと横になる
 背筋を伸ばして正座する
 両立する空間 世界でもまれです


<試み>

例えば、和室の床は畳でなければいけないと思っていませんか?和室だってフローリングでよいのです。

洋室のフローリングとは一味違う、頬ずりしたくなるような柔らかな木のフローリング

それで仕立られた床は、畳の弱点を補いながら、和の良さを提供してくれるかもしれません。


<デザインの力にあとひとさじの想いの力>

想いのこもった材の力

 森に立つ木 森を育てる人 その木があなたの床になります

想いのこもった匠の力

 暮らす空間 その空間のために考えて加工されます


<どんな暮らしにも取り入れられるように>

和室コーナー

 和室という一室である必要はありません

 家具のように調度品のようにそこにあることが大切です

リビング続き間和室

 懐の大きな空間である和室は、いろいろな姿に変化します

 リビングのそばにいれば、リビングの使い方も広がります


<つくる>

森の桧、杉(顔の見える木で)

 

和紙畳(ここは機能重視)

 

磨き丸太、枝付き丸太自然と人間との合作

 

障子・和紙(ここは機能重視)

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