以前、スマートホーム用のICチップを開発している方とお話しする機会がありました。今あるスマート家電は、その開発元が倒産したりその分野から撤退したりしてアプリ更新などをやめても、安定して使い続けることはできますか?という質問をしたところ、今まではむつかしかったですが、これからは大丈夫です。と言っていただけました。
というわけで、本日はスマートホーム関係の大切なお話を一つ。
AmazonアレクサやGoogle Home、Apple Homeなど、スマホやスマートスピーカーなどを駆使して、室内の家電や照明などをコントロールするスマートホームに興味がある方は多いでしょう。
ここでは、細かいお話しは除きますが、これからスマートホーム関連の家電などを購入する際は、Matter規格にも対応していることを是非確認してください。
様々なスマートスピーカーに対応したSwitchBotなどの新製品などは、対応が進んでいるようです。
特に、住宅設備のひとつとして組み込まれているスイッチなどをスマート家電対応の物を選択したいと考えた場合、絶対にMatter規格に対応していたほうが良いです。
Matter規格に対応していれば、たとえば販売メーカーのアプリなどの更新対応などが止まってしまったとしても、使い続けられる可能性が高まります。
スマートホームは、それを操るアプリケーションと対で、それを使い続けられるかどうかを考える必要があります。単純な動作であっても、アプリの更新が止まってしまえば動かせなくなることもあります。
そんな心配を小さくする、現在一番現実的な対策が、matter規格に準拠した機器を選択することです。(今後、新しい規格が制定された場合でも、現在のmatter規格との下位互換は担保されるものと思われます。)
10年後でも安心して使える可能性の高いスマートホーム家電は、matter規格で選びましょう。
セキュリティー対策機器や、エアコン、テレビなど、使用年数が長いと思われるものでスマートホーム対応製品を選択したい場合は、特にそうしたいですね。
まだ対応機種が少ないのがネックですが、モデルチェンジごとに対応していくはずです。
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