「小さく広く暮らす家」


例えば、都会の住まいは参考になります。

TVに映し出される都会の「億ション」

誰もがうらやむような住まいですが、広さについてはそれほどでもありません。

こちらの記事では間取りと金額が掲載されています。(https://media.terass.com/topic/499 株式会社TERASS様より掲載の許諾を受けております。)

20~24坪くらいが中心でしょうか。

エレベーターからのアクセスや配管ルートなど、戸建てにはない様々な制約を受けながらも、満足できる一クラス上の空間を実現しています。


資材インフレの時代には、物量よりも創意工夫や感性設計に重きを置くことが求められます。

資材が高くなろうと、財布が大きくならない限り財布から出せる金額は一定です。つまり、「住まい」に投じられる金額は、値上がりがあろうとなかろうと大きくは変えられません。

同じ金額で、高額の資材を用いて家をつくるためには、小さな家づくりにならざるをえません。


大きな家をつくるというのは、暮らしの不満を解消するもっとも簡単で効果的な手法でした。設計が少しぐらいまずかろうと、大きな家であればあまり不満はおきません。

小さな家ではそう簡単ではありません。小さな家で暮らしの不満を解消するには、たくさんの創意工夫や感性も考慮できる設計が必要です。

特に感性の部分はやっかいです。
都会の狭小地では十分に快適でも、同じ空間を東三河に持ってきたら快適に感じることができないということもあります。(キャンピングカーなら十分な広さも、アパートだったら狭すぎて暮らせない、とかは極端な例ですが。)
感覚が共有できないと、満足に近づけません。
小さな家で暮らしの不満を解消するというのは、簡単ではないのです。



そうです。
萩森建設の時代がやってきました。(^^)



<小さく広く暮らす家づくり>

暮らす空間が広ければ、多くの不満を解消することができます。
そして、建物が小さいことと、暮らす空間が広いことは両立するのです。

だれにとってもどんな暮らしにとっても広々した空間をつくるためには、とても大きな建物が必要になります。

でも、あなたにとっての広々した空間は、きっと小さな家でも実現できます。

しかし、それを実現するには、一人一人に合ったきめの細かい設計が必要になります。


<小さく広く暮らす家を考えるために>

 ・身体寸法
 ・視線
 ・眺望
 ・時間をずらして共有
 ・立体空間
 ・低い天井と高い天井
 ・グリットずらし
 ・開口方法
 ・収納
 ・冷暖房設備
 ・手に触れる素材、手に触れない素材
 ・住設の最適な選択
 ・照明効果
 ・etc

様々な要素を駆使して考えていきます。

実はこれ、多くの設計者が当たり前のように行っています。特別なことではありません。

しかし、容易なことでもないため、上手にできない人の方が多かったりもします。

また、住まい手の暮らし方を想像しなければいけないので、経験や相性にも大きく影響されます。


あなたがこの空間を必要としている瞬間に、他の空間はどれくらい遊んでいますか?

物を死蔵してしまうような収納はありませんか?

視線が近くでぶつかって圧迫感を感じてはいませんか?

同じ場所で同じ時間に別の人が別のことをやって窮屈になっていませんか?


萩森建設の「小さく広く暮らす家」の話しをきいてみてください。

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