萩森建設では、昨今の急激な各資材の値上がりに対応すべく、新工法の開発を4月1日に開始しました。
住宅業界では、延べ面積に対する基礎面積の割合が大きいと単価が割高になる(平屋は少し単価が高くつく)ということが知られています。
そこで、最小の基礎の上に広い躯体を載せた、和ゴマ風構造を考案しました。
プロトタイプは以下の通りです。
延べ床面積 34坪
基礎面積 1坪
開発期間 10時00分~10時30分
パース立ち上げ 10時30分~10時50分
なお、10時55分頃には数々の問題点(特に、基礎面積を減らすだけでは、むしろコストアップにつながり、当初の目的を達成できない。)が明らかになり、11時00分には、開発プロジェクトは中止されました。
今回のプロジェクトは、ある1点に焦点をあててローコストを目指してもうまくいかず、地道な総合的な努力によってしかなしえないという教訓を残して、静かに幕を閉じることになりました。
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