今回は、家づくりにかかわるお金について、年齢別バトルを開催します。
それぞれ年代には、有利な点、不利な点があります。
軍配は、どちらに上がるでしょうか?
20代も40代も、全く同じ生涯年収で、同じ収入の変化をしていくと仮定
20代基礎スペック
最大の武器:長期的な視点で計画できる
最大の弱点:将来の不確実性が大きい
40代基礎スペック
最大の武器:将来の確実性が高い
最大の弱点:短い期間の計画になる
第一ラウンド「たくさん借りられるのはどちらか?」
住宅ローンの借入可能額は、直近の返済能力×返済期間が目安になります。
全く同じ生涯年収で、同じ収入の変化をしていくと仮定すれば、その時点での収入が大きいのは40代と考えられます。住宅ローンの返済は、75歳まで、80歳までと、各金融機関によって異なりますが、40代でも20代と遜色のない30年前後の返済期間が選べます。
このため、たくさん借りられるのは40代になります。
勝者:40代
第二ラウンド「返済能力が高いのはどっちか?」
全く同じ生涯年収で、同じ収入の変化をしていくと仮定すれば、すでに20年も余分に家賃などを払い続けてしまった40代の方はかなり分が悪いです。20代の人が40代になって以降は、すでに40代の方と同じ条件なのですから、40代になるまでに返済完了した分だけ、20代の方が必ず有利になります。
勝者:20代の圧勝
まとめ
20代は借りられる金額は少ないけれど、返せる金額は40代より多くなります。一方、40代ではたくさん借りられるけど、返せる金額は20代より少ない結果となりました。
20代は、借りられる範囲での計画であれば、40代より安全性も高く、比較的に楽に返せる可能性が高い結果となりました。ただし、金銭的な有利と引き換えに、家を持つことによる将来の制約を受けることになります。住む場所や、一定の収入の確保などの制約については、よく考える必要があります。
40代では、返済能力以上に借り入れ可能なことが増えてくるので、20代以上に返せる金額を意識することが大切です。その反面、お子様の成長過程による費用の発生など、かなり確実性の高い将来像を見通すことができますので、未知数の少ない堅実な計画を立てることも可能です。
WINER:20代
20代の家づくりでは、お金の面では大きな失敗の確率は小さいので、20代を勝者とさせていただきます。
年齢が上がるほど、確実な計画を心がけないといけません。
逆に言えば、どの年代からでもしっかりと計画を練って考えれば怖くありません。
是非、お金のご相談も萩森建設までどうぞ。
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